1. GNPSへの挑戦
私は九州大学の国際森林学生団体IFSAQに所属しています。このたび、このような貴重な機会をいただき、IFSAQとしてサイドイベントに登壇させていただけたことに、心より感謝申し上げます。
今回のGNPSは、IFSAQとしても私個人としても、大きな挑戦であり、大きな学びの場となりました。登壇が決まってから当日まで、「ネイチャーポジティブとは何か」「私たちユースだからこそ、この場で何を発信できるのか」を何度も考え続けました。しかし、自分なりの明確な答えを見つけることはできないまま、本番を迎えました。
2. 多様な主体をつなぐ「ネイチャーポジティブ」
実際に会場では、多くの企業や団体の方々とお話しする機会をいただきました。その中で私は、ネイチャーポジティブとは、世界中のさまざまな立場の人々が自然や環境に向けて共通のゴールを目指すための「道しるべ」のような言葉なのではないかと感じました。今回のサミットで特に印象的だったのは、金融や保険など、一見すると森林との関わりが少ないように思われる企業も、それぞれの立場からネイチャーポジティブの実現に向けて真剣に取り組まれていたことです。業種や立場は異なっていても、「ネイチャーポジティブ」という共通の目標があることで、それぞれが同じ方向を目指して行動していることを実感しました。かつてSDGsという言葉が多くの人々の共通目標となったように、ネイチャーポジティブもまた、さまざまな主体が同じ方向を向いて行動するきっかけとなる言葉なのだと実感しました。
3. サイドイベントを振り返って
サイドイベントの準備では、実行チームを中心に何度もミーティングを重ね、「私たちユースだからこそ伝えられることは何か」を議論し続けました。当日は、ありがたいことに想像していたよりも多くの方々にご参加いただき、IFSAQ設立の経緯やこれまでの活動、そして今後目指していきたい方向性についてお話しすることができました。もちろん、多くの方々の前で発表できたこと自体にも大きな意味があったと思います。しかし私たちにとって最も価値があったのは、本番までの過程ではないかと思います。ネイチャーポジティブとは何か、ユースとして何ができるのか、何を目指したいのか、そしてそれをどのように伝えれば多くの人の心に届くのか。答えが見つからない問いに何度も向き合い、考え続けた時間そのものが、自分たち自身を大きく成長させてくれたのだと感じています。
4. IFSAQのこれから
今後を担うユース世代として、そしてIFSAQとして、このGNPSで得た学びやつながりをどのように今後につなげていくかを考え、行動に移していかなければなりません。私たちは、IFSAをさらに日本に広げ、ネイチャーポジティブや環境問題に関心を持つ学生が次の一歩を踏み出しやすい場をつくっていきたいと考えています。私たち自身もIFSAQの活動を通して知識や視野を広げ、一人ひとりが成長し続け、多様な主体をつなぐ架け橋となれるよう挑戦を続けていきます。そして、今回GNPSで得た学びや出会いを大切にしながら、ユースだからこそできる発信と行動を続け、ネイチャーポジティブの実現に貢献していきたいと思います。
改めまして、このような貴重な機会をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
IFSAQ 大沼朋葉























