4月19日、IUCN会員が集まる「IUCN Members’ Day」を開催しました。

 

IUCN-Jは、基本的に団体が加盟するネットワーク団体です。自然保護団体は、シンポジウムやセミナー、国の審議会等の傍聴の際に、互いのスタッフと顔見知りになる機会がかつてはありましたが、近年そういった会合のオンライン化によって、対面で合う機会が減って来たように感じています。また、広報や総務などバックオフィスの担当者は、全くと言って良いほど交流する機会がありません。

 

そこで、IUCN-Jでは、様々な世代・部署の方が参加して顔見知りになり、情報交換を活性化する契機として、IUCN Members’ Dayと銘打った交流会を、2023年度から、年1~2回程度の頻度で開催することになりました。

 

 

会場の地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)には、20名近くの参加者があり、団体の活動や注目事業の紹介を行った後、業務(政策提言、広報、環境教育等)や、保全の現場(農地、沿岸、森林等)のテーマごとに交流を楽しむ機会となりました。このようなつながりの機会を継続的に作りながら、例えば共通テーマでの政策提言、タイミングを揃えた広報活動といったいざという時の連携体制構築を進めたいと思います。