「昆明・モントリオール生物多様性枠組」2030年目標達成に向け、世界全体の進捗を初めてレビューする機会となる生物多様性条約COP17(第17回締約国会議)。2030年までのこれからを左右する重要な会議が10月19日から30日にかけてアルメニアの首都エレバンで開催されます。

今回のCOP17では、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が2022年に採択されて以降、各国がどこまで取り組みを進めてきたのかを、国別報告書や各国の生物多様性戦略・行動計画などをもとにレビューし、2030年目標の達成に向けた課題について議論する予定です。

また、企業や金融機関など、多様な主体による生物多様性への取り組みも重要なテーマとなります。COP17では「Business and Biodiversity Forum」も開催され、企業による生物多様性への影響や依存の把握、ビジネスモデルの転換、企業の説明責任や透明性、金融などについて議論がなされる予定です。

生物多様性を「守るべきもの」として捉えるだけでなく、自然資本として企業経営や事業戦略に組み込む動きは世界的に広がっています。自然・生物多様性の保全を企業の持続的な成長や競争力につなげる動きが進むなか、今回のCOP17でこうした潮流がどのように議論され、今後どの方向へ進んでいくのかにも注目が集まります。

本セミナーでは、現地で交渉や議論を見届けた専門家だからこそ伝えられる視点から、COP17で何が議論され、どのような成果が得られたのかを振り返るとともに、2030年目標達成に向けた今後の展望を報告します。

生物多様性政策、ネイチャーポジティブ、自然資本・生物多様性をめぐる国際動向に関心のある皆さまのご参加をお待ちしております!

COP17から2030年目標達成へ、世界はどう動いている?
― 政府・企業・ユース、それぞれの視点から考えるネイチャーポジティブの次の一手―

<イベント詳細>

日程:12月2日(水) 12:00~14:00
形式:対面・オンラインのハイブリット形式
会場:リロの会議室 コンフォート新宿 RoomA 
参加費:無料、要事前登録
申込:https://npschool-cbd-cop17.peatix.com/(peatixページよりお申込みください)
主催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)

<プログラム>

1.冒頭あいさつと生物多様性条約COP17(第17回締約国会議)の振返り・報告 (60分)

 - 国際自然保護連合日本委員会 会長 道家哲平

2.現地参加者の各々の質疑応答&パネルディスカッション(60分) *登壇者リストは今後変更になる可能性があります。

  • 宮本育昌(アースデイ・エブリデイ)
  • 志村玲音(緋熊と黒潮)
  • 清水万愛(IFSAQ)
  • 福井涼士(筑波大学)
  • 嶋田恭子(JYPS)

4.閉会(10分)

*本報告会は、経団連自然保護基金・地球環境基金の助成を受けて開催します。