2026年10月19日から30日にかけて、生物多様性条約COP17がアルメニア・エレバンで開催されます。
国連自然保護連合日本委員会も、地球環境基金や経団連自然保護基金の助成や、J-GBF寄付金、IUCN-Jへのご寄付等、さまざまな支援をもとにこの会合に臨みます。
事務局やIUCN-Jメンバー、ユースを含め現地へ渡航し、ブースの出展や各種イベントへの参加・登壇、国際会議レポートでの発信や事後報告会等を通じて情報発信や連携を進めて参ります。
参加する会議の詳細は下記の通りです。
国連生物多様性条約第17回締約国会議(COP17)
日程:2026年10月19日から10月30日
場所:アルメニア・エレバン
目的:2030年の生物多様性目標達成に向け、各国の進捗を評価し世界全体で行動を加速させること。
テーマ:自然のための行動(TAKING ACTION FOR NATURE)
開催概要:2022年に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の実施状況を振る初の本格的な評価の場となります。各国が提出する国家戦略や国家報告書をもとに「30by30」をはじめとする2030年目標に向けた世界全体の達成度が検証されます。途上国が目標を達成するための資金支援や技術協力のあり方について協議が行われます。また、気候変動対策との統合をはじめ、農業、健康、保健といった他分野の政策と生物多様性保全との整合性をどう図るかが焦点となります。
会議のロゴに込められたメッセージ:COP17のロゴに採用された通称「エレバンブルーバタフライ(Polyommatus eriwanensis)」は、アルメニアの固定種です。地域の人々と共に暮らすこのチョウは、生物多様性の損失が地球規模の課題になる前に、まず何よりも「私たちが暮らす身近な地域の課題である」ことを象徴しています。そして、23色に広がっているのは、昆明・モントリオール生物多様性枠組の23の行動目標を表現しています。
国連生物多様性条約COP17議題
1.開会
2.組織的事項
3.第17回締約国会議における代表者の権限調書の報告
4.未決事項
5.締約国会議の将来の会合の会期および開催地
6.会期間および地域準備会合の報告
7.生物多様性条約の運営、信託基金の予算、および事務局の機能再検討
8.資金動員および資金メカニズム
9.昆明・モントリオール生物多様性枠組における計画、モニタリング、報告およびレビュー
10.先住民族および地域社会に関連する生物多様性条約第8条(j)項およびその他の規定の実施
11.遺伝資源に関するデジタル配列情報(DSI)
12.生物多様性条約および昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施および普及啓発のための支援メカニズムに関する事項
13.国際機関および他の条約に基づき設立された機関との協力
14.生物多様性の主流化および地方政府との連携
15.ジェンダー行動計画
16.合成生物学
17.昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施に向けた科学技術上のニーズ、および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)の作業プログラムに関連する事項
18.昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施に関するその他の科学技術課題(気候変動・野生生物管理・海洋/沿岸の生物多様性および島嶼生物多様性・農業・侵入外来種・健康)
19.生物多様性条約およびその議定書に基づくプロセスの有効性のレビュー
20.締約国会議の多年度作業計画
21.その他の事項
22.報告書の採択
23.閉会
今後も国際会議レポートを通じて現地の話題を発信して参ります。
国連生物多様性条約COP17の国際会議レポートは下記をご覧ください。
COP17国際会議レポート:https://www.iucn.jp/category/report/cbd-cop17/
参考
COP17概要
https://cop17yerevan.am/en/about-cop17
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