2025年10月8日から15日にかけて、4年に一度のIUCN世界自然保護会議(以降、IUCN Congress)に参加しました。IUCN Congressは、フォーラム、展示、会員総会の3つの要素で構成され、自然保全に関する多様な取り組みや最新情報が一挙に集まる場です。

IUCN日本委員会も、展示ブースを設け、来年熊本で開催予定の「グローバルネイチャーポジティブサミット」への参加の呼びかけを行いました。IUCN-J加盟団体もジュゴン保護、象牙問題、湿地保全など、多岐にわたる事例を紹介し、それぞれの取り組みが来場者の関心を集めました。その他、高校生、大学生、若手活動家、さらには大手企業も参加し、自然保護に関わる幅広い主体が一堂に会する国際会議となりました。

IUCN Congressは、上述の通り、日本の自然保護の成果が世界へ向けて力強く発信されるとともに、各国の最新の自然保護政策や実践が共有され、国際的なネットワークの拡充や新たな協力関係の構築にもつながりました。こうした成果と
そして、現地に参加したからこそ伝わるアラブ首長国連邦・アブダビにて開催され、空港に降り立った瞬間から、肌に迫る熱気と、中東ならではの壮麗な風景が広がりました。これらの貴重な経験と成果をIUCN-Jメンバーを含む現地参加メンバーより多角的な視点から報告を行います。

<イベント詳細>

対象:どなたでも可(無料)
開催日時:12/15(月)    17:00~19:00
形態:対面またはオンライン
申込:要事前登録(Zoomウェビナーページよりお申込みください) 
主催:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)

<プログラム(案)>

・全体報告
・道家哲平(国際自然保護連合日本委員会/日本自然保護協会)
・その他日本からの参加者による報告
・質疑応答とディスカッション(15分程度)
・閉会
※随時、更新予定

<参考情報>

現地からの国際レポート 
*今回の国際会議の情報収集は、経団連自然保護基金、地球環境基金より助成を受けて実施します。