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世界公園会議について


 

IUCN第5回世界公園会議について



IUCNの世界保護地域会議または世界公園会議は、保護地域に関するアジェンダを設定するための主要な世界フォーラムを提供し、10年ごとに行われています。


会議はIUCNの主要な国際会議の1つであり、保護地域に関する情報の蓄積をおこない、保護施策の進展・後退の適切な評価の提供と、次の10年にわたる保護地域計画の航路を示す貴重な機会となっています。
第5回会議は南アフリカのダーバンで9月8日から17日にかけて開かれます。

これまでの試みは、21世紀、人類にとって保護地域がいかに世界経済、社会、環境アジェンダと関連があるかを示すことでしょう。

今会議の「境界を越えた利益」というテーマはこれまでのチャレンジに答えるものです。この語は、次のミレニアムの保護地域に対する機会をとらえ、また、「利益」と「境界」という語に現れているように 今会議の関連サブテーマは広く多様な探求をおこないます。

どのような成果がもたらされるか?



世界公園会議は、地球規模から地域、国家・地方レベルまで、保護地域に対して重要な影響を及ぼしてきました。ダーバン会議では以下の項目に取り組みます。

 Celebrating ProtectedAreas
 Big Issues
 Global Report Card
 Toolbox for Global Action
 Partnerships
 Focus on Africa
 A Vision by Youth


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Celebrating Protected Areas

かけがえのない財産である保護地域に焦点をあて、評価します。125年後の業績として、世界が祝福をもたらすでしょう!保護地域の指数関数的な拡大と保護地域の世界的な承認は、その生物多様性と自然遺産を保護する国家による多くの同意と協力をあらわしており、それは次世代に引き継がれていきます。


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The Big Issues

世界公園会議は、保護地域についての専門家が大きな課題を特定し、議論をする最も重要な世界会議です。会議のプログラムでは、これらの課題についての活発な議論と技術的な視点との調整を図りながら、専門的に役に立つ成果を届けられるでしょう。ダーバンでの中心課題は貧困の解消と保護地域の役割についてとなるでしょう。つまり、いかに、保護地域が生物学、経済学、社会学的な世界的変化に適応するか、私たちの持続可能な将来の一つとしての保護地域の場所、保護地域の安全性への貢献といった視点が中心となる。

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The Global Report Card

公園会議は、保護地域に関する真の地球の姿が与えられる唯一の機会です。そこでは、保護地域に関する地球レポートカード(統計や課題分析などの保護地域の情報が記載)が提出されます。保護地域の最新の国連リストは1997年のもので、今回作成される新しいリストは、ここ6年間の保護地域に関する最初の世界的国勢調査を提供するでしょう。


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Delivering a toolbox for Global Action

会議は、保護地域の将来についての展望から戦略を集積するものです。「ダーバン・アコード」も同様に、専門家や政策決定者へのツールや政策、勧告などを集積したものです。


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Building Partnerships

会議のテーマの「境界を越えた利益」は、保護地域と他の社会や世界経済(たとえば、資源管理やツーリズムなど)の間の強い協力関係を作ることで実現するでしょう。


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A Focus on Africa

ダーバン会議は、アフリカで開かれる最初の世界公園会議です。会議はアフリカの政策決定者に影響を与え、更なる支援と保護地域がアフリカの人々の生計を担う中心的な役割を演じるための活動に刺激を与えるでしょう。また会議はアフリカの保護地域にとっての遺産を残すことになります。



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若い世代の視点


議会組織委員は活動的なパートナーシップのために若い世代を含めることに特別に努力を行ってきました。更に、世界中の若い世代からのアイデア・勧告をとりいれ、21世紀の最も有効な保護地域管理について、会議への情報提供を試みました。これらの新しいアイデアは「ダーバン・ユース・アコード」として形となるでしょう。ユースアコードは、これからの今後10年間影響を及ぼす保護地域管理に対する包括的展望が描かれる「ダーバン・アコード」に組み込まれることになります。
ダーバン・ユース・アコードの目的は21世紀の保護地域に対しての若い世代の展望を作ることであり、保護地域管理の新しい時代において重要な案内役となるアイデアや技術、価値を獲得することです。若い世代が新しいアイデア、革新、技術を発表し、それらは、多くのチャレンジや保護地域と向かい合う機会に遭遇する必要があります。ユースアコードの一部として、アクションプランもまた発展するでしょう。特別な勧告や目標達成へのプログラムデザインが行われるでしょう。
イエール大学森林環境研究室の院生のグループがWCPA国際運営委員会に、世界中からの若い世代の視点から書かれたユースアコードのドラフトを調整することを依頼されました。9月の会議への参加のためにユースアコードを完成させることが目標となっています。


To know more:

Youth at World Parks Congress
Yale School of Forestry & Environmental Studies
205 Prospect Street
New Haven, CT 06511
USA
Phone: 203 432 9216
E-mail: youth.parkscongress@yale.edu

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今会議のテーマ



第5回世界公園会議のテーマは「境界を越える利益」です。このテーマは、プログラムに答えるのみならず、保護地域を持続的なものとする上で欠かすことの出来ない貢献を行う新しい顧客やパートナーをつかむというIUCNのビジョンに答えるものでもあります。それはまた、保護地域が提供する多くの価値に対する私たちの理解の広がりを反映したものでもあり、また、その公園の設定・管理の手法の変遷を反映したものです


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これまでの国立公園会議について

 



これまで4度の世界公園会議が開かれました。


第1回 シアトル、(USA)1962
第2回 イエローストーン(USA)1972「国立公園―より良い世界への遺産」
第3回 バリ(インドネシア)1982 「発展のための国立公園」
第4回 カラカス(ベネズエラ)1992「生存のための公園」


1992年のカラカス会議では地球環境変化の進行が確認され、1997年にカラカスアクションプランの目標達成の進行を計るため中間的な世界会議が提案されました。シンポジウム「21世紀の保護地域―島としての保護地域からネットワークへ」が1997年11月24日から29日まで西オーストラリアのアルバニーで開かれました。


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第1回世界国立公園会議 シアトル(アメリカ合衆国)1962


第1回世界国立公園会議はシアトルで1962年6月30日から7月12日まで開かれました。会議の目的は、国立公園へのより効果的な国際的理解を確立し、世界的な規模で国立公園運動をいっそう発展させることでした。

これは国立公園会議の開会の辞です。「自然保護の歴史の中でいまだかつて、国立公園というものについて、これほど多くの人々が、これほど多くの観点で話し合うということは無かった。多くの課題が議論された。野生生物に対する人間の影響、種の絶滅、特定の公園や原生林の宗教的審美的重要性、国境をまたぐ公園の国際的な管理、ツーリズムの経済的利益、科学研究における国立公園の役割、公園管理の実践的な問題などである。全てにわたって同意されたのは、国立公園というものが国際的に重要であるということだ」


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第2回国立公園会議 イエローストーン(USA)1972


第2回国立公園会議は、最古の国立公園である、イエローストーン国立公園で1972年9月18から27日にかけて開かれました。これは、イエローストーン100周年記念でもあります。オープニングセッション、記念式典はイエローストーン国立公園で行われ、続いて、テクニカルセッションが隣接していたグランド・ティートン国立公園で行われました。
1972年には世界では国立公園やそれに準じる地域が1200以上も作られていました。全てイエローストーンで検討されたアイデアに基づいて設定されたものです。会議で議論された課題は以下のものです。保護地域におけるツーリズムの影響、公園計画や管理の広範にわたる観点、特に熱帯・乾燥地帯・山岳地帯における社会科学的な問題や環境問題、保護地域の野生生物に関する議論、海洋・孤島・極地及び準極地の国立公園の社会的科学的環境問題、公園の価値に関する公園来訪者への解説、関連した問題と危機的状況にある環境についての認識、国際的なトレーニングの機会の改良、地球公園システムの拡大と改良の機会、国立公園及びそれに準じる地域の公的な支援の必要性と利益。


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第三回国立公園会議 バリ(インドネシア)1982



第3回国立公園会議は、インドネシアのバリで1982年10月11日から22日に開かれ、持続的社会における保護地域の役割について焦点が当てられました。ここでは10の主要議題が討論されました。

既存の陸上保護地域の世界的ネットワークの不十分さ
海洋、海岸、淡水の保護地域の必要性
既存の保護地域の生態学的管理の改良の必要性
保全と開発のバランスにとって重要となる保護地域の一貫したカテゴリーシステムの必要性s
特別自然保護地域を設定することによってのみ自然保護が達成されるのではないように、保護地域は持続的開発と関連付けられなければならない。
保護地域管理能力の開発
費用便益分析などの経済ツールが真の価値ある保護地域の促進と支援のために必要である
監視は、保護地域の社会的必要性を満たし、効果的な管理を確実にする上で欠かせぬものである。
国際協力のメカニズムが推進されなければならない
保護地域に関する地球規模のプログラムがIUCNのネットワークを使って開発されなければならない。


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第4回世界国立公園会議 カラカス(ベネズエラ)1992



第4回世界国立公園会議「生存のための公園」はベネズエラのカラカスで1992年2月10日から21日に開かれました。カラカスは最も大きな会議となり参加者は2500人にも及びました(うちベネズエラから700人)。これは保護地域の専門家350人が集まった10年前のバリ会議をはるかに上回るものです。


この会議から提案された主要なメッセージは

人々と保護地域の間の関係が非常にしばしば無視されている: 会議では、社会、文化、経済、政治的課題は保護地域にとって周辺的な問題ではなく、中心的な問題であることを強調した。政策決定へのコミュニティーの参加と平等が求められ、ともに、相互に尊重される必要がある。
人々と保護地域の間の関係が非常にしばしば無視されている: 会議では、社会、文化、経済、政治的課題は保護地域にとって周辺的な問題ではなく、中心的な問題であることを強調した。政策決定へのコミュニティーの参加と平等が求められ、ともに、相互に尊重される必要がある。
生物多様性の保全: 保護地域で生物多様性という課題について十分な注意が与えられているものはわずかしかなく、会議では、全ての国に対して、生物多様性の保全のために非常に重要な地域のいっそうの指定と可能なかぎりの全体的な保護を要求した。陸地の生物多様性保全のために開発された手法は海洋保護地域に必ずしも適さず、また、新しい地球海洋プログラムの計画が発表されることが確認された。
地域規模での保全:会議は、保護地域が仮に衰退した生息地によって囲まれているならば生物多様性が保護されることは無いだろうということを確認した。保護地域はより地域にあった土地管理の手法を取り入れる必要がある
保護地域のための基金:保護地域の完全な利益というものはめったに確認されない。それゆえ、費用と利益の間の適切なバランスは、政策決定者にたいして明らかにされていない。保護地域の利益の多くは漠然としたものであり、経済学の広く普及した概念の外にある。出資が開発パッケージ全体の中で一定の部分を占めるときならば、保護地域に対しての出資がいっそう増えることは有用である。
保全のためのより強力な顧客を確立する:会議は保護地域支援は社会の全ての部分から要求され、精力的な国際プログラムを要求することを確認した。


カラカスの成果としてだされたのが、1992年から2002年までの10年間に及ぶ保護地域の戦略行動を統合する「カラカス行動計画」でした。「カラカス行動計画」は4つの目的の下に、保護地域専門家による集約的な行動のための世界規模での枠組みを提供している。

保護地域をより大きな計画の枠組みに統合する
ローカルコミュニティーや他のさまざまな関心をもったグルームの参加による保護地域に対する支援の拡大
保護地域管理にたいする能力の強化
保護地域の資金援助、開発、管理における国際協力の拡大


カラカス行動計画の目的は保護地域ネットワークを2000年までに主要なバイオームの少なくとも10%は保護地域カバーできるよう拡大することであった。


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シンポジウム「21世紀の保護地域―島としての保護地域からネットワークへ」 アルバニー(西オーストラリア)1997


アルバニーシンポジウムの目標は


 1992年の世界公園会議後5年の保護地域の状況の再検討と21世紀始めの保護地域が直面する困難についての再検討すること
 

 上記の再検討に沿って保護地域の新しいビジョンとその要素を検討すること

 次の会議やその先の議論、また生物多様性条約を通じて新しい展望を促進するために必要な行動を特定すること

アルバニーシンポジウムは保護地域が重大なチャレンジに直面し、21世紀においてそれらが実行可能であるならば取りかからなければならないと注意しました。これらのチャレンジは以下のことが必要となります

 保護地域の視点は「島としての保護地域からネットワークへ」と移行する

 主流の公共政策の中に保護地域を位置づける

 地域社会と対峙することなく、地域社会と共に生きる保護地域

 管理基準の設定と実行ための人材育成

 アルバニーシンポジウムは5つのアウトプットをつくりだしました

1
ダーバン2003への道 次の後援会議に向けての実践と計画への勧告
2
保護地域の緊急課題
3
保護地域へのキャンペーン 島としての保護地域からネットワークへ
4
WCPAの新しい方向性
5
保護地域と生物多様性条約

 

アルバニーでの一連の活動は保護地域の価値ある戦略的蓄積であり、2003年WPCのプログラムにとって大きな意味を持つでしょう。アルバニーシンポジウムの成果は.IUCN本部のウェブサイトからダウンロードできます。

 
 
 
 
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