「保護地域は我々の未来を守るための基礎となるものだ」とは2003年9月8日より南アフリカの都市ダーバンで開かれる第5回世界公園会議に対して、主催者である南アフリカ大統領ネルソン・マンデラ氏の発言である。
この会議は10年に1度開かれ、地球の保護地域に関する情報を蓄積し、未来の行動の優先順位を決定する。第5回会議のテーマ「境界を越える利益」は、保護地域内の人々の必要性と、社会に対しての経済的、政治的、環境的利益に焦点を当てることを強調している。保護地域の効果的なネットワークなしには、これら全ての利益―清浄な水と空気、肥沃な大地、感動的な景観、ユニークな野生生物―は失われてしまうだろう。
1ヶ月の開催期間の間に、2500もの保護地域の専門家や政府代表、地方公共団体、民間部門が集まることになる。公園の運命が参加者の願いや情熱によって、また、彼らの背後の組織力によって決定されるだろう。
ダーバン会議は保護地域に対する施策の更新とグローバルアクションに拍車をかける上でひとつの道標となるだろう。会議ではダーバン・アコードとアクション・プランを出し、保護地域システムの重要な課題と今後10年間の発展のための指針を提示することになっている。
会議は、国連保護地域リスト2003を含め、保護地域や生物多様性の保全に必要な最新の伝統的に最もすぐれた知識を明らかにし、UNEP(世界環境計画)の世界自然保護モニタリングセンターやIUCNの世界保護地域委員会につながっていく。
以下の項目は地球の表面積12%におよぶ保護地域がどのような現状であるかをまとめたもので、会議の参加者は、共同で次の2013年世界公園会議を目指した目標を立てることになる。
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